こんにちは、すずごんです。
今回は『子育ては心理学でラクになる』を紹介します
著者はメンタリストとしてテレビやYouTubeで活躍しているDaiGoさんです。ボクはDaiGoさんの著書を読むのは初めてです。
しかも、ボクは、まだ子どもはいません。(結婚はしています)。
子どもがいないDaiGoさんから、子どもがいないボクは、子育てについてどんなことが学べるのでしょうか??
この本を読んで学んだこと
- 子育てがイヤになるときがあるという親が95%以上
子育ての大変さが伺えます。
もしボクが親になったときに、「子育てがイヤだ、面倒くさい」などと感じたとき、少なからず自己嫌悪してしまいそうです。しかし、このことを知っていると「みんな、そうなんだ!」と安心することができそうです。
- 考え方、習慣、肥満、これはすべて親から子どもへ伝染する
子どもにとって、親は一番影響を受ける存在です。「遺伝」という面でもそうですが、それ以上に子どもの周りの「環境」をつくるのも親だからです。
遺伝は努力しても変化させることは無理ですが、環境は努力することによって変えることができます。
そして、子どもに何かしらの変化を期待するとき、「子どもを変えよう」と叱ったり、指示をしたりすることは有効ではありません。そうすることによって、子どもが変わるかどうかは不確定要素だからです。もし子どもが変わらなかったとき、親はストレスを感じてしまうことになりかねません。
だから「子どもを変えよう」ではなく、環境の一つである「親である自分自身を変えよう」と考えることが大切です。自分を変えることは、自分の意識だけで確実に実行できるからです。
親が、子どもによって「良いロールモデル」であることが、自分の望む子育てに近づきます。
もし、それで子どもが変化しなかったり、親の思いとは違う方向への変化だったりしたときは、「子どもの人生」なので、そっと見守ることが大切です。
子どものやる気を引き出す7つの言葉
「どうしたの?」「なぜ?」「どうする?」「わかるよ」「そうだね」「すごいね」「ありがとう」と「ごめんなさい」の7つです。(8つ!?)
前半の3つは、子どもが自分で考えて、決断することができるように促す言葉掛けです。この言葉かけで、将来、自分で考えて行動できる大人に育てることができそうです。
後半の4つは、子どもの存在を親である自分と対等な存在として認め、受け取り、(結果ではなく、努力を過程の)がんばりを評価する言葉掛けです。
この本を読んだ感想
「相手を変えよう」とすることは、不確実である。「自分を変えること」が大切だと学びました。
これは、ボクの1番の愛読書である「嫌われる勇気」で学んだアドラー心理学でも言われています。
子育ての場面でも、まったく同じでした!
今は、自分が「子育て」をすることをイメージできませんが、もしかすると、近い将来、現実のものになるかもしれません。そのとき、一つの指針をなる本に出会えて良かったと思います。
この本を読んで、ボクが行動に移すこと
将来、ボクが父親になるときのために、子どもに「どんな大人になってほしいか」、そして子どもがそんな大人になるために「自分がどういうロールモデルにならなければいけないか」を改めてじっくり考えたいと思います。
コメント
[…] 今回で二冊目です。(以前の記事は、こちらから) […]